ジョブカンワークフローとスマ楽申請を比較|料金・機能・向いている会社の違い

更新日:2026年7月13日

社内の申請・承認をクラウド化するとき、候補として挙がりやすいのがジョブカンワークフローとスマ楽申請です。どちらもワークフロー申請を支援するサービスですが、料金体系や機能の広さ、向いている会社像は異なります。

この記事では、公開情報をもとに料金・機能・利用人数別の費用・導入のしやすさを比較し、どちらを優先検討すべきかの判断材料を整理します。料金や機能の詳細は、スマ楽申請の料金ページ機能ページ、ジョブカン公式サイトもあわせてご確認ください。

ジョブカンワークフローとスマ楽申請の比較表

まずは主要な違いを一覧で確認します。「—」や「公式サイトで要確認」は、公開ページで明示確認できなかった項目です。

ジョブカンワークフローとスマ楽申請の主な違い
項目ジョブカンワークフロースマ楽申請
料金体系ユーザー課金(従量)1社単位の月額固定制
月額料金300円/ユーザー/月(税抜)。最低利用料金5,000円/月(税抜)1社あたり月額5,500円(税込)
利用人数公開価格ページ上は「500名目安」で別途見積り。製品上限は公式サイトで要確認最大120ユーザーまで
無料期間30日間14日間(クレジットカード登録なし)
申請フォームテンプレートや自由な項目設定で作成可能テキスト、日付、期間、プルダウン、チェックボックス、添付などを組み合わせて作成
承認フロー承認経路の作成・分岐、一括承認、代理申請・代理承認会社に合わせた承認フロー設定、段階承認、履歴確認、コメント付き差し戻し・否認
スマホ対応スマホ申請・スマホ承認に対応スマホでの申請・承認に対応。通知はメール、承認操作はログイン後の画面
メール通知Slack / Chatwork など通知連携あり。詳細は公式サイトで要確認メール通知あり
履歴管理検索・操作ログなどに対応申請ごとの履歴確認
添付・確認機能申請・承認に関する機能を幅広く提供(詳細は公式サイトで要確認)添付ファイル、確認依頼
外部サービス連携Google Workspace、Googleアカウント、クラウドサイン、Amazonビジネス、Box、Hubble、Slack、Chatwork、SSO など公開ページ上でAPIや他SaaS連携の詳細は未確認
Googleスプレッドシートへの副保存公式サイトで要確認あり
導入のしやすさ最短即日、30日トライアル、専属営業・メール/チャット/電話サポートあり。機能が多い分、要件整理は必要中小企業向け。情シス不在でも始めやすい設計。サポートはメール中心
向いている会社承認分岐・代理・一括承認、外部連携、多言語、SSOなど要件が増える会社最大120ユーザーまでの固定料金で、申請・承認をシンプルに始めたい中小企業
  • ※ 料金・機能は2026年7月時点で確認できた公式情報をもとにしています。
  • ※ スマ楽申請は料金・提供内容が変更になる場合があります。

それぞれの特徴

ジョブカンワークフローの特徴

ジョブカンワークフローは、申請フォーム作成、承認経路の作成・分岐、一括承認、代理申請・代理承認、検索、コメント、CSV、スマホ申請・承認、通知連携、操作ログ、IP制限などを公開情報で確認できるクラウド型ワークフローです。Google Workspace連携、Slack / Chatwork通知、SAML認証、英語・韓国語・タイ語対応まで含め、要件が増える会社ほど強みが出やすい設計です。

スマ楽申請の特徴

スマ楽申請は、中小企業向けのクラウド型ワークフロー申請サービスです。ダッシュボード、自由フォーム作成、承認フロー、履歴確認、コメント付き差し戻し・否認、検索、添付、スマホ対応、確認依頼、Googleスプレッドシートへの副保存を主軸に、申請・承認業務をシンプルにまとめることを重視しています。料金は1社あたり月額5,500円(税込)の固定で、最大120ユーザーまで利用できます。詳細は機能ページをご覧ください。

料金の違い

ジョブカンワークフローは従量課金、スマ楽申請は固定料金

ジョブカンワークフローは、公式料金ページ上で300円/ユーザー/月(税抜)、最低利用料金5,000円/月(税抜)と案内されています。500名目安の大規模利用は別途見積りです。無料期間は30日間です。

スマ楽申請は、1社あたり月額5,500円(税込)の固定料金です。最大120ユーザーまで、14日間無料(クレジットカード登録なし)でお試しいただけます。最新の条件は料金ページでご確認ください。

利用人数別の料金比較

税率10%で計算した、人数別の月額・年額の目安です。ジョブカンワークフローは単体利用の標準価格300円/ユーザー/月(税抜)と最低利用料金5,000円/月(税抜)を適用しています。初期費用・オプション・ボリュームディスカウント・他サービス併用割引は含めていません。

利用人数別の月額・年額比較(税込・目安)
利用人数ジョブカン月額(税込)スマ楽申請月額(税込)月額差ジョブカン年額(税込)スマ楽申請年額(税込)年額差
10人5,500円5,500円0円66,000円66,000円0円
30人9,900円5,500円4,400円118,800円66,000円52,800円
50人16,500円5,500円11,000円198,000円66,000円132,000円
100人33,000円5,500円27,500円396,000円66,000円330,000円
120人39,600円5,500円34,100円475,200円66,000円409,200円
  • ※ 10〜16人程度まではジョブカンも最低料金の影響で実質5,500円(税込)付近になり、差が出にくい場合があります。
  • ※ 30人を超えると、スマ楽申請の固定料金の優位が見えやすくなります。
  • ※ ユーザー数が増えてもジョブカンを選ぶ理由は、価格そのものより分岐・代理・一括承認・多言語・外部連携・SSOなどの要件側にあります。
  • ※ 無料ユーザーの扱い、オプション料金、セット利用割引などは条件により結果が変わるため、正式な見積りは各公式サイトでご確認ください。

機能の違い

承認分岐や代理申請が必要ならジョブカン

ジョブカンワークフローは、承認経路の作成・分岐、一括承認、代理申請・代理承認が公開情報で明示されています。申請時の入力項目に応じて承認経路を自動変更できる説明もあり、金額・申請種別・部署などに応じてフローを出し分けたい会社に向きやすいです。

スマ楽申請も、承認フローを会社に合わせて設定できること自体は公開ページで確認できます。段階承認、申請ごとのフロー設定、申請者本人が自分で承認者になる運用を防ぎやすい設計、履歴の見やすさは強みです。ただし、条件分岐、代理申請、一括承認については公開ページで明示確認できません。公開情報ベースでは、ジョブカンの方が要件を細かく設計しやすい、と整理するのが安全です。

フォーム作成とカスタマイズ性

ジョブカンは、契約・購買・支払・経費・人事・休暇などのテンプレートや、自由度の高いフォーム編集が強いです。スマ楽申請も、テキスト、日付、期間、プルダウン、チェックボックス、添付ファイルなどを組み合わせて会社ごとのフォームを作れます。差分は、ジョブカンが「高機能な業務要件に広げやすい」のに対し、スマ楽申請は「中小企業が必要な申請に絞ってすぐ使いやすい」点です。

Google WorkspaceやSlack連携を使うならどちらか

ジョブカンはこの項目で明確に優位です。API連携、Google Workspace同期、Googleアカウント連携、Slack・Chatwork通知、クラウドサイン、Amazonビジネス、Box、Hubble、シングルサインオンなどが確認できます。

スマ楽申請で公開機能ページから確認できる外部連携は、Googleスプレッドシートへの副保存です。バックアップや集計の補助としては実務的ですが、公開ページ上ではAPI公開、SSO、チャット通知、電子契約、購買連携などは確認できません。既存SaaSとの連携を重視する会社はジョブカン寄り、まず申請の一本化を優先する会社はスマ楽寄り、と捉えるのが自然です。

経費精算やモバイル・多言語

ジョブカンは、ジョブカン経費精算とのセット利用が公式資料で案内されており、経費・支払・交通費・仕訳などに広げたい会社には相性が良いです。スマホ申請・承認、英語・韓国語・タイ語、SAML2.0のSSO、IP制限、操作ログなども公開情報で確認できます。

スマ楽申請は、経費申請フォーム自体は作れますが、公開情報の範囲では会計ソフト連携や仕訳連携までは打ち出していません。「経費申請をまずWeb化したい」段階なら十分な可能性がある一方、「承認後の会計処理までつなぎたい」ならジョブカンの方が説明しやすいです。スマホ対応は両サービスとも訴求があり、スマ楽申請は通知をメールで受け、承認操作はログイン後の画面で行う設計です。多言語やSSOは、スマ楽申請の公開ページでは明示確認できず、第三者認証についても未取得である旨がセキュリティページで示されています。詳細はセキュリティへの取り組みをご確認ください。

導入・運用のしやすさ

情シス担当がいない会社はどちらが始めやすいか

ジョブカンは最短即日、30日トライアル、専属営業やメール/チャット/電話サポートがあり、導入支援は手厚い一方、機能が多い分、要件整理は必要です。

スマ楽申請は中小企業向けで、情シス担当がいなくても使いやすい設計を打ち出しています。サポートはメール中心で、原則2営業日以内の返信と案内されています。複雑な分岐や大規模連携より、申請・承認・履歴・添付がまとまることを優先する会社には始めやすい選択肢です。まずは無料登録から試せます。

ジョブカンワークフローが向いている会社

  • 金額、部署、申請種別、案件ごとに承認ルートを細かく分岐したい会社
  • 代理申請・一括承認が必要な運用がある会社
  • すでにGoogle WorkspaceやSlack / Chatworkを日常的に使い、同期・通知・SSOまで見据える会社
  • 経費精算や支払依頼、契約・購買連携まで広げたい会社
  • 外国籍社員や海外拠点を含む運用で、多言語やSAML対応SSOを求める会社

スマ楽申請が向いている会社

  • 30〜80人規模で、紙・Excel・メールの申請をまず一本化したい会社
  • 情シス専任がいない、総務や管理部が兼任で運用する会社
  • 利用人数が増えても、毎月の費用を固定で説明したい会社
  • 最大120ユーザーまでの範囲で、ダッシュボード・差し戻し・添付・スマホ・スプレッドシート副保存の組み合わせで足りる会社
  • まずは低コストで、承認漏れや履歴の見えにくさを解消したい会社

選び方のポイント

迷ったときは、次の順で整理すると判断しやすいです。

  • 月額固定で予算を読みやすくしたいか、分岐・連携・運用の柔軟さを優先したいか
  • 利用は120ユーザー以内か
  • 必要なのは中小企業向けの基本機能中心か、代理・一括承認・条件分岐か
  • Google Workspace同期やSlack通知、SSO、多言語が必要か
  • 経費精算や契約・購買連携まで広げたいか

他のワークフロー比較や紙・Excel運用との違いもあわせて見る場合は、比較記事一覧ワークフローシステム比較11選も参考になります。

よくある質問

ジョブカンワークフローとスマ楽申請の大きな違いは何ですか?

大きな違いは料金体系と機能の広さです。ジョブカンワークフローはユーザー課金で、承認経路の分岐、一括承認、代理申請・承認、外部連携、多言語、SSOなど要件が増える会社に向きやすい設計です。スマ楽申請は1社あたり月額5,500円(税込)の固定料金で、最大120ユーザーまで、申請・承認・履歴・添付などの基本機能をシンプルに始めたい中小企業向けです。

少人数でも料金に違いはありますか?

10人前後では差が出にくい場合があります。ジョブカンワークフローは最低利用料金5,000円/月(税抜)があるため、少人数でも税込5,500円程度になる計算です。一方、30人を超えるとスマ楽申請の固定料金の方が月額差・年額差として見えやすくなります。最新の料金条件は各公式サイトでご確認ください。

中小企業にはどちらが向いていますか?

紙・Excel・メールの申請をまず一本化し、情シス専任がいなくても運用したい中小企業にはスマ楽申請が合いやすいです。金額・部署・申請種別ごとに承認ルートを細かく変えたい、またはGoogle Workspace同期やSlack通知、SSO、多言語が必要な場合はジョブカンワークフローが候補になります。

スマ楽申請には無料期間がありますか?

はい。スマ楽申請は14日間無料でお試しいただけます。クレジットカード登録なしで始められます。詳細は料金ページをご確認ください。

120人を超える会社でもスマ楽申請を利用できますか?

スマ楽申請の公開情報では、最大120ユーザーまでとなっています。120人を超える利用を想定する場合は、ジョブカンワークフローなど別サービスの検討や、各公式サイトでの最新条件確認が必要です。

まとめ

ジョブカンワークフローは、従量課金と豊富な機能・連携で、要件が増える会社に強い選択肢です。スマ楽申請は、最大120ユーザーまでの固定料金と、中小企業向けの必要十分な申請・承認機能で、まずはシンプルに始めたい会社に向きやすい選択肢です。

料金だけ、機能だけではなく、自社の人数・分岐要件・連携要件をあわせて見てください。スマ楽申請を試す場合は14日間無料で試すから始められます。